Full-Contact Challenge KANTO 2024

2024年07月14日、Full-Contact Challenge KANTO 2024（場所：霞ヶ浦文化体育館）に10名出場しましたが、残念ながら入賞することはできませんでした。

下記に各選手の試合内容を振り返る。

まずは、上級エントリーのユウダイ（中学3年）。
相手は各種大会で好成績を収めている選手との対戦となる。開始から突きと下段の攻防となり、互いに一歩も譲らない展開の中、ユウダイの後ろ回し蹴りが捌かれた直後に、バランスを崩し、相手を押してしまい、注意１となる。その後、試合再開となるが、さらにユウダイの相手への押しがあり、注意２となる。ここからは、気持ちを切り替えて技ありを狙って起死回生の一発、胴回し回転蹴りを放つが惜しくも相手の肩へ当たり、技ありを取れず。
注意２がなければ、延長戦となるほどのとても良い試合内容ではあったが、判定の結果、初戦敗退となった。

続いて、同じく上級でエントリーしたキョウヘイ（高校1年）。
トーナメントを見ると、既にJKJO全日本代表権獲得者が勢ぞろいで、初戦の相手も、既に代表権獲得者であった。
今回初めての上級でエントリーしたキョウヘイ、昨年の第1回 TSUKUBA CUPで一本勝ちを収めたように、突きの連打で前進してくれとエールを送っていたが、相手の突きが思ったよりも重く強く、一本負けを喫した。

次に、初級でエントリーのソウマ（中学1年）。
ここ最近のトーナメントでは、ほぼほぼソウマより体重が重い選手と当たる。
体重が重い選手は割とスピードが遅く、スタミナが早く切れやすいため、体重が軽い選手は、その弱点を狙って一気に勝ちを狙えると考える。その点をアドバイスして、挑んだ初戦。開始早々、上段前蹴りが入ったかと思いきや、技ありとはならず、そこからは相手の猛攻撃が始まる。突きと蹴りの連打で前進され、中段への突きがタイミング良く入り、一本負けを喫した。今回こそは、初戦突破を狙うが、善戦むなしく敗退となった。

次に、初級でエントリーのライキ（小学6年）。
今回は、レベルを一つ上げて初級でのエントリー。いつものように突きの連打で前進していたが、徐々に下がり始めたところで相手の下突きがみぞおちに入り、一本負けとなった。初心に比べてレベルが高いのもそうだが、打たれ弱い部分を克服することが今後の課題となった。

ここからは、初心エントリーのイツキ（小学1年）、ガク（小学1年）、シンマ（小学2年）、リダイ（小学3年）、ムウマ（小学5年）、イダイ（小学6年）。

まずは、イツキ（小学1年）。
相手は突きで前進してくるタイプ。今回も相手の動きを良く見てから、重い突きで反撃したが、判定の結果、初戦敗退となった。

次に、ガク（小学1年）。
6月の大会で悔しい思いをしたので、今回は必ず初戦突破を目標に試合に挑んだ結果、上段回し蹴りで技ありを1つ取り、その後すぐに相手から同じ上段回し蹴りで技ありを取られたが、判定の結果、なんとか初戦を突破することができた。2回戦目は、1回戦目より動きが良くなったが、相手の前進力が強く、惜しくも判定負けとなった。

次に、シンマ（小学2年）。
相手は同学年の女子。突きと蹴りが高速でしかも重いタイプ。負けじとシンマも突きと下段回し蹴りで応戦したが、結果は判定負け。今回初めて胴回し回転蹴りを放つもヒットしなかったが、試合前の稽古で、「今度の大会で胴回し回転蹴りをやる！」と有言実行できたことは良かったと思う。

次に、リダイ（小学3年）。
2月に初出場した大会でベスト8を受賞し、今回は優勝目指して挑んだ大会。相手もリダイと似た組手スタイルで、互いに一歩も譲らない試合展開ではあったが、リダイのスタミナが徐々に切れ始め、判定負けとなった。

次に、ムウマ（小学5年）。
相手は突きと蹴りで前進してくるタイプ。ムウマも今回は、突きと蹴りに強度が増し、ステップで相手の技を受け流しながら、時に上段回し蹴りや横蹴りを出すなど、とても良い試合展開ではあったが、決定打がなく、判定負けとなった。

最後に、イダイ（小学6年）。
1回戦目は、稽古で練習した、突きと蹴りのコンビネーションが上手く出すことが出来て、判定勝ちとなった。2回戦目は、上段蹴りを得意とする相手。1回戦目同様に、突きと蹴りのコンビネーションで攻めていたが、相手の上段回し蹴りがイダイの顔面をかするようになり、勢いが弱まってしまった。結果は判定負け。

大変悔しい結果となったが、今回の経験で得た課題を克服し、リベンジを果たそう！
みんな、善戦を尽くして、よくがんばったね。

保護者の皆さん、長時間に渡り、選手のサポートをありがとうございました。